留学のすすめ 3
2007年08月20日
ホームスティ。
たった一ヶ月でも帰国子女と名乗るには、コレでなくては・・・と申し込んだのだった。
「20歳と14歳の女の子がいる女性ばかりの家庭で、とても素敵なフラットに住んでいます。今まで紹介した学生のレポートでもみんな好印象。」
よっしゃー。
空港から大雨の中タクシーに頼るのはやめ、自力でたどり着くと、
3階の窓から私への熱視線。
「あの人じゃ・・・ないはず」
ピンポンしたのちドアの向こうにはさっきの熱視線の女性。
「あのスチュアートさんに会いたいのですが?」
「私がスチュアートです。雨の中たいへんだったわね。」
私のランドレディはブラジル人だったのです。
「私も、26歳のときリオから来たのよ。だからチナツの苦労はよく分かる。頑張りなさい。」
私にあてがわれた部屋は屋根裏っぽいこじんまりしたブルーが基調の可愛い部屋。
デスクの上にはルールブック。
1.家の鍵は渡しますが、無くしたら全部の鍵を変えなくてはならないのでそのつもりで。
2.シャワーは22時まで厳守。使うときは一声かけて。
3.朝食は8時、夕食も20時。
4.そうじは週一回、洗濯も週一回使いたいときは事前に申し出ること。
5.シーツ、タオルは週一回かえます。
他の学生と話してみると我が家は平均的らしい。
部屋が汚くて困っていた人もいたがウチのおかんはかなりのきれい好きで、
お風呂の後は雑巾で拭いてねといわれたくらい・・・水滴キライなのか?
娘達はボーイフレンドの家やら、学校の宿舎にいたりして、
ほとんど2人暮らしだった。
夕飯が質素なのは覚悟の上だったがさすがにスープとパンの日は修道女気分。
おかんは料理は嫌いみたいです。
ブラジルおかんはかなりの美人さんです。
一緒にテレビ見て、わからないことを説明してもらったり、
「外国人がロンドンに住むということ」を実体験交え教えてくれるのはとてもタメになった。
何より、「お帰り。今日は楽しい一日だったの?」って迎えられるのは幸せなこと。
スイスでは3食作っている私としては、他人の手がかかっているもモノはありがたや。