電車でロンドン
2013年05月02日
マンチェスターからロンドンまでは電車で2時間ほどである。
チケットの代金は日付や時間によって様々なので事前によく調べてから購入するとかなりお得なことに。よほどせまった期日でない限りチケットは郵送されてくる。しかも1等と2等(ファーストとスタンダードとイギリスでは言います。)が値段がそんなに変わらないのに、ラグジュアリー感が全く違うのがこの列車。と私に聞きかじったことを語っていたオット。
予約後は「凄く安いチケットだったよ」と自慢してたのに、席についてみると前後の幅が明らかに狭くて荷物も置けない。「えーこれって?」改めて確認するとスタンダード。
何かの拍子でポチってやったよう。
もはやわたしはこんな小さなことでは驚きませんよ。
車から見える景色は変わらないわけで、羊や牛や馬などが放牧され牧歌的な風景が続き気持ちが洗われる。ヨーロッパの電車の旅はこうでなくっちゃ。
そこで・・・何やら遠くから4つの建造物が近づいてくる。
ニョキっとしてモクモクしてる。
原発?!
近い近ーい
そういえば昨年末に日立製作所が英国の原発事業会社「ホライズン・ニュークリア・パワー」を買収したニュースがあったはず。
と思って調べたら、この施設はRugeley Power Stationといって石炭の火力発電所でした。
ちなみにイギリスではエネルギーの2割は原発、2割3分は石炭でまかなわれているそう。
イギリスの原発は内陸部にはなかったのです。風力発電でさえ、田園風景を損なうので問題視されているんですもんね。
上京気分で浮かれていたのに色々考え、気が重く・・・なりました。