Buenos Aires 4 LA BOCA
2012年07月18日
「タンゴはアルゼンチンの船乗りが男同士で始めたもんだよ。」と教えてくれたのはパリのムネちゃんだ。
LA BOCA ボカ地区はリアチュロという小さな川のほとりにあって1880年から1930年にかけてイタリアやスペインからの移民たちの避難場所だったそうだ。そのため、港が建設され、新しいアンゼンチンの住人として、彼らはそこで働きはじめたという。
港街の娼婦相手にタンゴはさらにセクシーなものへと進化し、今に至るとのこと。
ボカ地区のカミニトはカラフルな家々が立ち並び、
あちこちのレストランではタンゴの調べが聞こえてくる。どこも観光客でいっぱい。
昼間に見るタンゴは官能的すぎてドキドキします。
港の余ったペンキが塗られたってホント?
ブエノスで覗いた下着屋さんでもパッチワークなものが多かったけど
ツギハギ好きな民族なのかも?
そしてボカはマラドーナが活躍したボカ・ジュニアスのスタジアムがあるところ。
至る所に若き日のマラドーナが。
エビータとマラドーナ?
確かにフォトジェニックな街ではありますが、
サッカーに興じている少年たちを見ていると、カメラ片手の観光客ばかりじゃなくてここで生きてる人たちがちゃんといるのだとホッとするのでした。
結局、本格的なタンゴもボカのサッカーも見ない旅だったぞ。
後ろ髪を引かれるのでまた行く口実が出来ました。