南アフリカに行ってきました ②

2009年05月12日

子供のころ「野生の王国」や「クストーの世界」は欠かせない番組だった。

大草原に群れなすインパラを襲うライオンやチーターの姿は美しいとは思っても
恐ろしいとは思わなかった。

血でぬれた口元が映っても驚かず、後始末にやってくるハイエナの容量のよさに感心する子供だった。

寝ているばかりの動物園ではなくて、”生きてる”本当の世界を見るのは
大人になったら実現したい一番の夢だったはずだ。

もう大人になってずいぶん経つので現実としなくてはね。

南アフリカには数多くの国立公園や動物保護区(ゲームリザーブ)がある。
まず、「何が見たいか」と「マラリアの注射」最後に「予算はいかほどか」
夢の実現には条件がかかわってくるものだ。大人だから。

クルーガー国立公園は言わずと知れたアフリカ最大の動物自然公園なのだけれど
夏の終わりの今の時期、まだマラリア媒介の蚊の存在は無視できない。

ヨハネスブルグ空港からの距離もあるので、チャーターで宿泊先に乗り付ける財力か、
空港からレンターカーでひたすら4,5時間運転する勇気と体力、
「この2つを選べるのか?」と聞かれて、すぐさまこの方面はやめることにした。
ちょっと大人になりすぎた選択だ。

我々が選んだのはポートエリザベスから1時間弱の私営動物保護区の
SHAMWARI。

DSCF0124.jpgこのテラスで朝食と昼食を。

DSCF0036.jpg食前食後はここで一杯やりながらマッタリ。

DSCF0035.jpgロッジは一軒ずつブッシュの中。

2泊3日 3食付き、サファリツアーを朝夕4回
これで日本の「あさば」「強羅花壇」クラスの有名旅館の料金とほぼ同じである。
もめごとになり得る値段なのだが「夢なのだから」と説得した。

夕刻ゲームドライブ出発。

3グループが一台のオープンジープに乗り込んで
ガイドレンジャー”ベロ”の案内のもとに動物を探しながらゆっくり時には猛スピードでドライブしていく。

DSCF0153.jpg雲にlこんなに奥行を感じたのは初めて。

果たしてビッグ5にはで会えるのか・・・。

しかし、吹きさらしのジープはさぶいぞ。
動物の話はまた次回。