オリンピック
2008年08月23日
ハムの話などしていたが・・・・
実はここ最近オリンピック漬けの毎日なのである。
こんなにたくさんの競技を見ることも初めての経験。
人気のスポーツはお国柄が出るものでスイスいやヨーロッパでは
日本ではなじみのないジャンルが続く続く。
柔道、野球、ソフトボールの結果は活字で見るばかり。
ダルビッシュの動く坊主姿も見られないままだ。
そして今日は男子400メートルリレー決勝。
4年前、私はアテネのサブグラウンドに張り付いていた。
レースの前、どんな国の一流選手でも4人並んで何度も何度もバトンの練習をする。
芋虫みたいにゆっくり進んだり、掛け声をかけながらシュミレーションしたり。
そして絆を強く、太く紡いでいく。
単純に4人の自己ベストで測ることができないのが、リレーの醍醐味。
誰が何走で走るのか、レーンの位置も大きくかかわってくる。
前日はハプニングが続出した。
”日本たなぼた”の記事も出ていたが、これもリレーの醍醐味。
日本選手はチャンスを手に成果を出した。
トラックでのメダルは80年ぶりなこともめでたいのだが、
今のジャマイカ4人と真剣勝負したことはかけがえのない”財産”に違いない。
ボルトとすれ違った末續選手はどんな風を受けたのか。
高平選手はボルトの背中がどう映ったのか。
目の前で生まれる世界記録は、朝原選手にとってけっこう近かったのか、遠かったのか。
この”財産”をいかにつなげていくのか。
短距離メダリストたちの今後がまた楽しみになった。