憧れのカンプ・ノウ
2008年05月07日
知人がバルセロナに行く計画を断念したと聞き、
なんだかこちらが行きたくなって、2泊3日で強行することに・・・。
目指すは”カンプ・ノウ”
1953年~1975年のフランコ独裁政権下ではここが唯一
スペイン国内でカタルーニャ国旗をふり、カタルーニャ語を話せる場所だったという。
そう、ロンドンの語学学校でも、バルセロナ出身の人に「スペイン人って・・」
と話しかけると「私はカタルーニャ人」と言い換えられていたっけ。
空の観客席には「Me's Que Un Club」という文字が描かれている。
カタルーニャ語で「クラブ以上の存在」
チームとスタジアムがカタルーニャ民族の誇りであることを示しているそうだ。
んー気構えを改めねば…。
チャンピオンズリーグ準決勝の観客席は超満員。
私たちは滑り込みでゲットしたチケットだったので、
なんと通路に並ばれた普通のイスに案内された。
雑誌によると中村俊輔選手もこのピッチに立つことが夢だったという。
私は観客席で十分夢だったよ。当たり前だけど。
バルサがボールを持てば大歓声、マンUに移ったとたん指笛ブーイング。
選手交代にはスタンディングでねぎらいの拍手。
観てるだけでもみんな疲れそうだ。
私をサッカー場に導いてくれるようになったロナウジーニョは怪我で負傷した今
お目当てはメッシーでもアンリでも、ボージャンでもなく、ライカールト。
最近評判悪いけど、「頑張れ!采配」
健闘むなしく、結果は0-0
終了5分前には席を立つ”誇りあるサポーターたち”
って、おいおいそれじゃ日本と一緒だよ。
ちなみにみなさん御存じの通り、その後アウェーで惜敗し
マンUがモスクワでの決勝に進むことに。ちぇ。