イベント無事終了

2008年04月18日

前回緊急告知した「G11」での朗読セッションは大成功。

友人の持つ”図書館”で企画された朗読会の題材は
宇野千代の「それは木枯らしか」が選ばれた。
主催者である妻日本人、夫スイス人カップルの選択眼はなかなか渋いもの。

私と美人女優のクレアが日本語とフランス語で読みあい、
イケメンのバス奏者、クリスチャンがバックを音楽で支えるという演出となった。

クレアのフレンチボイスは、フランス語力のない人々にも歌のように魅了し、
私の読みも日本語のわからない人たちに、音として面白がられたよう。

DSC07200k.jpg

クリスチャンも、物悲しい雰囲気を素晴らしく醸し出してくれた。
クレアとも「セットでまたパリでやろう」と盛り上がる。

「G11」のパーティ全体の主催者たちは、建築家、音楽家、ろうそく職人、画家、
舞台の美術、メタル職人と多彩な人たちで、内容はいろいろ仕掛けがあって楽しいものだった。

朗読が終わっても、「宇野千代について教えてくれ」「物語の詳細を・・・」
とバーの各所でつかまり、四苦八苦で説明する。

最後はカイピリーニャ片手にマンボではしゃいで深夜2時。
翌日頭痛で撃沈だったが、幸せな週末だった。

パーティの写真ははしゃぎすぎてありません。
入手したらまたアップします。

それから告知が遅く、すみません。
好評だったので、またお聞かせできると思います。

しかし、まだまだ寒いぞスイス。
昨日は雹が降りました。