クリスマスはパリで、なんてシャレてみた ②
2008年01月14日
8号線のBastilleで下車。
1789年7月14日 市民によるバスティーユ監獄の襲撃が行われた
フランス革命発端の地 バスティーユ広場が広がる。
夕暮れ時左手には目指すOpera Bastille。
Opera Garnier とは対照的な劇場
そう、今回のパリのメインテーマは「イヴにオペラ鑑賞」なのである
演目はワーグナーの「タンホイザー」
しかも指揮者は「小澤征爾」
2007年終盤にきてついに、夢 実現。
事前調査によると「観客もピンキリなので服装はそんなに気張らなくていい」
とのことだったが、何せ”パリ”で”クリスマス”なのだ。
ドレス姿も一瞬考えたものの、パリの寒さにすぐひるみ、
無難な線で出陣した、我が軍。
「イヴにオペラなんておじいちゃんおばあちゃんばっかりだぜ。」
とフランス人の友人には笑われたけど、会場入りしてみると
さすがに子供の姿はなかったが、若者の姿も結構見かける。
オペラは門外漢な我が軍だったが、演出は見ごたえあり、
わくわくするようなワーグナーを振る小澤さんのエネルギッシュな後ろ姿に
居住まいを正されるような3時間だった。
オーケストラも休憩中。
幕間に私の横の家族を訪ねてきた関係者。
なんだかとても派手なスーツを身にまとった、小柄な男性は”ピーコさん”そっくり。
カーテンコールの最後に登場、
小澤さんとハグし、大喜びでぴょんぴょん飛んでいたのは、あのそっくりさん。
演出家のロバート・カーセンなのでした。