客人週間 7

2007年04月29日

我々の旅の目的は何も食いいじだけではない。
フィレンツェでのターゲットはウフィッツィ美術館
しかし入り口には長蛇の列・・・・めまい。

やっと入れたものの、見たかった作品ががいくつも他の美術館に出張していて、残念。
ダヴィンチの「受胎告知」は日本に行っているらしい。
美術館経営も大変なのだなと納得する。

カラバッジオの「バッカス」が思っていたより赤ら顔でないことが一番印象に残る。
1時間半では駆け足鑑賞だ。エネルギーは要するけどやっぱり半日は必要な美術館。

ジーンズのデザイナーのTakuma君に久しぶりに会う。
イースター休暇とは関係なく忙しそうだ。
「今は、出始めの空豆とペコリーノと食べるのが旬だよ。」
とフラゴーレ(イチゴ)のジェラートを食べながら教わり、早速八百屋に向かう。

なんだまた食いいじじゃん。

グリンピースほどの大きさの空豆は生で食べるとほろ苦い。
これがペコリーノチーズのもつ甘さによく合うのだろう。
日本でも春はふきのとうやらたらの芽やら、苦い山菜を食べる。
国は違っても同じ味覚で季節を感じるのだ。
食べ疲れた胃腸にもなんだか効きそう。