客人週間 2

2007年04月21日

アルザスでの泊まりは車で20分移動して、カイゼルスベルグ。
以前、このホテルレストランの食事の美味しさに気前がよくなり、
宿泊料以上のワインを頼んだほどだった。
さて、今回は・・・・。

休日前ということで、ホテルを予約する時点であらかじめセットメニューを
決めるシステムになっていたのも気になっていた。
だいたいテーブルについて初めて”食の流れが”決まってくるもの。

全て立体的な白いお皿に独創的な盛り付け。
続くと頑張ってる感がいたたまれない感じになってくる。

DSCN2528.jpgシルクハットを逆さにしたような「マト鯛のポアレ・栗のピュレとカキのタルタルとカキの汁のブールモンテ・栗のチップス添え」は途中飲み物を飲もうとする度、ナイフとフォークの収まりが悪く何度も落としそうになってしまった。
いや一回は落とした。

鳩も私にはちょっと赤すぎたのもちょっと残念。
厨房には日本人のシェフもいたらしい。
食事の途中で、手書きの日本語お品書きを差し入れてくれた。

オーナーはおそらくシマウマ好きで、内装のあちこちにゼブラ柄が置かれているのも一興。
アルザスの可愛らしさと、デザイン性が調和した感じがとても居心地がいい。
だからこそレストランは惜しい。
まだ私はあきらめない。次回また期待。

Le Chambard à Kaysersberg
9 13 ,rue du Gèneral de Gaulle F 68240
KAYSERSBERG
Tel 03 89 47 10 17

しかし段々おしゃれレストランが苦手になってくるのは
田舎者道を邁進しているからなのか?
逆ロワイアル化現象。