客人週間 3
2007年04月24日
アルザスに来たら、“ジャムの妖精”に会わねば・・・。
“妖精”は、伊勢丹でサイン会を開くほどの日本での人気者らしい。
去年はパリで有名なパテシェ、ジャンポール・エヴァンとコラボレーションして
ジャムを作っていた。あの表参道ヒルズに入ってるチョコレート店。
以前来たときは、日本人ツアーの観光客を乗せたバスが横付けされ、
「あなた方はジャム収集家?」と思うほどいくつも抱えた奥方達が
詰め掛けておりました。
どうやらかのアラン・デュカスが“妖精”の腕を見込んでジャムを作ってもらったのが
メジャー道の始まりのよう。
そうそう、フランスではジャムじゃなくて、コンフィチュールって呼びますよ。
“妖精”はニーダーモルシュヴィールという小さな村の小さな食料品雑貨店を営んでいる。
季節のコンフィチュールだけじゃなくて、タルトやハムなどの食材や、
鍋やろうそくなどの雑貨も置かれている。
おっ以前にはなかったデカジャムいやコンフィチュールを発見。
2000円以上するジャム、コンフィチュール。
“妖精”は店頭では見かけられず、代わりにひっつめ髪の
“デキます、稼ぎます”的なおばさんが立っていた。
「ヤリマスネ、アナタ」
しかし、網につかまった私たちはまんまと3個づつ購入。
帰り際、トイレを借りることにした友人、
「いたよ、いた!!“妖精”。って言っても、めがねかけたおばさんだよね。」
ちなみに、アルザス出身の友人は“妖精”を知らなかった。
「ウチのおかんのコンフィチュールのほうが絶対うまいで。」