客人週間 5

2007年04月26日

客人週間第3陣はカメラマンと編集者のカップル。

着いて2日間は晴れて気持ち良いZurichの街中でゆっくりと過ごした。
フラウミンスターの雲から後光がさしていたくらい。

DSCN2696.jpgどうよ。このありがたい感。

待ちに待ったイースター連休を前にしてイタリアツアーへと向かう。

午後チューリッヒを出発すると、国境前の全長57キロのゴッタールドトンネルで渋滞。
木村カエラとゆずを車内で熱唱するも息苦しいトンネル。
いつ通っても中の怪しいオレンジの光が悲しさを誘う・・・そして眠気も。

周りのには、ドイツからのキャンピングカーも目立つ。
バカンス臭がプンプンする浮かれた一行ばかりだ。
「1日前に出てきたのにみんな同じ考えだぞ、ちぇ。」

“夕飯はフィレンツエで計画”がもろともくずれ、
パルマで21時を向かえてしまい、高速を下りて夕食にすることに。

DSCN2701.jpg一行は前菜のパルマハムにごきげん。
この地方の地酒、発泡赤ワインに癒される。

走行8時間の我が家定番・弾丸ツアーに驚いた様子。
深夜1時にやっとフィレンツェ西の温泉地、モンティカティーニに到着。
あぁ、やっと寝られる。運転ありがとう・・・zzzz。

トスカーナに来たらまずはキャンティへ行きます
昨日までの山と湖に囲まれたスイスとはがらりと変わり、
起伏の緩やかな稜線が広がる風景。
まだオリーブもぶどうも育っていないからちょっとさみしいけど。

ラッダ・イン・キャンティで昼時。
オリーブオイルに15年もののバルサミコをたらして
パンとともに食す。
バルサミコは中学生でも”ベテランの味”です。
DSCN2708.jpg「やばいよ。うまいよ。これだけでおなかいっぱいになりそう。」
炭水化物族たちは騒ぐ。

DSCN2713.jpg前菜のヒットは牛肉のカルパッチョ。

DSCN2714.jpgそして、この地方の名物、ピッチという太麺(ちゃんぽん麺?)のラグーパスタ。
ソースがよく絡んで絶品なり。

Vignale
Via XX Settembre 23
Tel 0577 738094

実は、ここで本気で欲を満たしてはいけないのだった。
メインイベントはその夜に計画されていた。
「きゃー」
つづきはまた次回。