VIP続編
2006年12月07日
今回VIPが唯一希望していたのが、“最後の晩餐ツアー”だった。
ダ・ヴィンチ・コードを読んで以来どうしても確かめたいことがあるらしい。
なじみのある絵だけど、いったいどこにあるんだったけ?
ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。ここに付属するドメニコ派旧修道院の食堂にあるらしい。
修復中だったとか休館日だったとか、予約がいっぱいだったとかで、
スイスにいる友人たちも意外に訪れた人が少ない。
ミラノにいた友人に聞くと「行く日が決まったらすぐ予約入れなさい。
日本の旅行社からでも予約なかなか取れないんだから。」
なめていた。電話してみると希望の日は取れず、その週空いていたのは金曜日朝10時半のみ。
「15分前には確認しますので、受付に来てください。」
寝坊厳禁。行く前から緊張してしまう。
前日、チューリッヒ駅を朝9時出発。電車の旅で景色を堪能。
山に囲まれたスイスからイタリアに入ると視界が広がる気がする。4時間半でミラノ到着。
“腹ペコご一行”はミラノ中央駅近くにある、以前友人夫婦に連れてきてもらったトラットリアに直行。
ここは手打ちパスタが美味しいのだ。
突き出しで出される
かんなで削ったようなパルメジャーノも魅力。
白いのはインゲン豆じゃない。
手打ちショートパスタ、
トマト味。
歯ごたえもいい感じ。
Trattoria Pane al Pane vino al vino
Via Alessandro Tadino 48 Milano
Tel 02 20 46 300
そのあとドゥーモのステンドグラスに見惚れたり、
ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世でクルッと回ってみたりした。
(願い事がかなうというのに、「うまく回れますように・・」しか願わなかった。失敗)
ぶらぶらしたメルカート通りにはフィッシュマーケットの中央にバールを発見。
後ろ髪を引かれたが、夜遊びしないで明日の“最後の晩餐ツアー本番”に備えることにする。
“本番”は次回。