人待ち

2011年10月28日

リオに来て人待ちしています。

昨日例の美容院に再び行ってしまいました。

友人から「リオで指折りの美容師があそこの美容院に入ったのよ。街を歩いてると『どこで切ってもらってるの?』って聞かれちゃうんだから」
と言われたからです。行きたくなります。

リオにはブラジルで最大のTV局グローボがあり、テレノベーラという大映テレビ制作風のドラマが毎日朝昼夜の時間帯で放映されていて大人気。
サッカーの放映時間もそれによって早くなったり遅くなったりするくらいな存在です。

カリスマはどうやらテレノベーラの女優さんのお抱えらしい。
ホリプロのフリーアナウンサーとしても一度はかかえてみたいものです。

予約した午後一時に来店。
以前私をソフィアローレンにしたオーナーも笑顔で挨拶してくれます。
カリスマの姿はないのですが、アシスタントがシャンプー、カラーを担当。
シャンプーは毛が抜けるくらいゴシゴシ力ずくで、初対面なのに私に恨みでも有りそうです。外気は30℃とはいえ水のシャワーには飛び上がりました。

クリップで濡れ髪を止められ「ちょっと待っててね」と待たされ30分。
紹介してくれた友人が様子を見に来てびっくり。「えっつ?まだ切ってないの?」
この時すでに予約の時間の1時間おしです。

友人もカットすることになり、オーナーにジャキジャキやられていても
私はクリップさんの姿でカリスマ待ち。

「まだ連絡がつかないんだって。もう千夏さんも切ってもらった方がいいよ。」

鞍替えしようとしたのに再びオーナーに身を委ねることは不本意ですがクリップ姿では家に帰れません。

友人は立てロールに仕上がって帰っていきました。
私は今回は広がりを押さえてなんとか形に。

店を出たのが結局3時半。カリスマはまだ現れません。失踪かよ?
もちろん誰も謝らない。オーナーの策略か?

そして今日は雨漏りの修理にくるはずの人が一日待ってもきません。
先週はガスの修理を半日ほっておかれました。
バックパッカー以来の水シャワー体験です。修行?

人待ちには根性が要ります。しかしこれが南米。呪文のように唱えています。